私たちが生産する桃は糖度が高く、芳醇な桃の香りが強いのが特徴です。 美味しさの秘訣は、熟すのが早い枝先から収穫すること、樹上に長く果実を置くことにより、糖度と香りを最大限まで果実に転換させる独自の生産方法にあります。
木に実らせる数が多すぎると収穫量は増えますが
小玉で色付きの良くない桃になります。
生育を見ながら3回ものふるいにかけ、木に生らせる実を厳選しています。
桃は品種やサイズによって食感と甘みが異なります。
大きければ美味しいというわけではありません。
大玉は大きいので食べごたえがありますが繊維質になりやすく水分量が多いことから甘みも薄くなる傾向にあるため当園では食感、糖度が最も丁度いい中玉栽培に力を入れています。
桃の木は枝先から順に熟していくため、1本の木を3回~4回に分け収穫していきます。熟したかどうか見極める方法は『桃の毛』です。
未熟なものは毛が立っていてチクチクする感触が強く果肉に白い部分が残ります。
しっかりと熟した桃は桃の毛が横に寝るため肌触りも良く収穫後そのままかぶりつける丁度良い柔らかさになります。
化学肥料を一切使用せず有機肥料のみを使用し栽培しています。
ただ撒くのではなく、毎年園地ごとに土壌分析を行い土の栄養素を数値化し果樹が求めている必要な分だけを施肥しています。
人の手で味を付けるのではなく果樹自身が作り出す自然の甘みが凝縮された桃はまさに究極の一品です。ぜひご賞味ください。